ロックなグッズ Part.3
またまた更新遅延です。
事情・要因はいろいろありますが、まぁいいじゃないですか。
今回はグッズとは言い難いですが、ちょいと古いレコードを取り上げます。
今どきはPCでデータをダウンロードしてMP3 Playerに落として持ち歩く、ってーのが音楽の聴き方なんでしょうけど、私の10代の頃はまだCDも出ていない時代でしたから、勿論、一次音源はレコード盤です。カセットテープの形態で売られていたものもありましたけど、買ったことはなかったですね。
幼少期にはソノシートなるビニール媒体の録音物もありましたねー。音楽の録音媒体はこの50年の間にものすごい進歩と変化を遂げてきました。CDすら買う事もなく音楽を聴く今の若い世代が、今の私の年代になった時、世の中の音楽産業ってどんなになっているんでしょうか。
70年代後半当時、LP盤1枚が2500円程度の価格設定で、当時の貨幣価値からすると結構高いものでした。
好きなアーティストのアルバムを入手するためにバイトに精を出したりしていました。健気なものです。
レコード盤に取って代わってCDが一般的な録音媒体になってからは、さすがにレコードに手を出すことはなくなりました。レコード盤として持っているアルバムも取り回しのし易さからCDを重複して持つようにもなりました。
勿論、中にはわざわざCDを買うまでも無いなと思うものもありましたし、CD化されなかった音源もあります。
ここで取り上げるのは、私がレコードのみでコレクションしている1979年にリリースされたSilver Starsの「銀星団」です。
どうもCD化はされているようですが、改めてCDを買いなおすほどのものではない、と思っていたことは確かです。
このアルバム、発売当時マニアの間では結構話題になっていましたが、メンバーが全員覆面で素性が分からない、アルバムの演奏者とライブの演奏者が異なり、またライブごとに人が入れ替わっている、などなど、様々なことが言われていたバンドです。
ただ、このアルバムは紛れも無くBOWWOWの山本恭司の声とギターにしか聞こえません。
曲調はBOWWOWとは違い、ちょっとテクノっぽい感じで全体にポップです。当時で言うと、いわゆる「ニューウエーブ」というジャンルにカテゴライズされるものでしょうか。アルバム全体は何だか、好きなように遊んでいるような雰囲気です。一番カッコいいのは、JAZZの名曲「TAKE FIVE」をロック調にアレンジした「乱調五番」かな。
Silver Stars名義では1980年に「SEE」がリリースされていますが(これもレコードで持ってます)、このときにはBOWWOWのメンバーは手を引いてしまっていたようで、結構テクニカルなメンバーがハードロックを演奏しています。その後、3rd、4thとアルバムは出ていたようですが、これは聞いていません。
1stは時代的な背景もあり、その当時聞く分にはインパクトがあったと思います。今聞くとイタいですけど・・。
そういえば、先日、日本のあるロック野外フェスの映像を見ていたら、あの矢沢永吉のバックで恭司さんが「山本恭司モデル」を抱えながら演奏している姿を目にしました。
思わず「日本のロックはこれでいいのか!」とこぶしを握り締めてしまいました。
次回からはまたギターに戻ります。
事情・要因はいろいろありますが、まぁいいじゃないですか。
今回はグッズとは言い難いですが、ちょいと古いレコードを取り上げます。
今どきはPCでデータをダウンロードしてMP3 Playerに落として持ち歩く、ってーのが音楽の聴き方なんでしょうけど、私の10代の頃はまだCDも出ていない時代でしたから、勿論、一次音源はレコード盤です。カセットテープの形態で売られていたものもありましたけど、買ったことはなかったですね。
幼少期にはソノシートなるビニール媒体の録音物もありましたねー。音楽の録音媒体はこの50年の間にものすごい進歩と変化を遂げてきました。CDすら買う事もなく音楽を聴く今の若い世代が、今の私の年代になった時、世の中の音楽産業ってどんなになっているんでしょうか。
70年代後半当時、LP盤1枚が2500円程度の価格設定で、当時の貨幣価値からすると結構高いものでした。
好きなアーティストのアルバムを入手するためにバイトに精を出したりしていました。健気なものです。
レコード盤に取って代わってCDが一般的な録音媒体になってからは、さすがにレコードに手を出すことはなくなりました。レコード盤として持っているアルバムも取り回しのし易さからCDを重複して持つようにもなりました。
勿論、中にはわざわざCDを買うまでも無いなと思うものもありましたし、CD化されなかった音源もあります。
ここで取り上げるのは、私がレコードのみでコレクションしている1979年にリリースされたSilver Starsの「銀星団」です。
どうもCD化はされているようですが、改めてCDを買いなおすほどのものではない、と思っていたことは確かです。
このアルバム、発売当時マニアの間では結構話題になっていましたが、メンバーが全員覆面で素性が分からない、アルバムの演奏者とライブの演奏者が異なり、またライブごとに人が入れ替わっている、などなど、様々なことが言われていたバンドです。
ただ、このアルバムは紛れも無くBOWWOWの山本恭司の声とギターにしか聞こえません。
曲調はBOWWOWとは違い、ちょっとテクノっぽい感じで全体にポップです。当時で言うと、いわゆる「ニューウエーブ」というジャンルにカテゴライズされるものでしょうか。アルバム全体は何だか、好きなように遊んでいるような雰囲気です。一番カッコいいのは、JAZZの名曲「TAKE FIVE」をロック調にアレンジした「乱調五番」かな。
Silver Stars名義では1980年に「SEE」がリリースされていますが(これもレコードで持ってます)、このときにはBOWWOWのメンバーは手を引いてしまっていたようで、結構テクニカルなメンバーがハードロックを演奏しています。その後、3rd、4thとアルバムは出ていたようですが、これは聞いていません。
1stは時代的な背景もあり、その当時聞く分にはインパクトがあったと思います。今聞くとイタいですけど・・。
そういえば、先日、日本のあるロック野外フェスの映像を見ていたら、あの矢沢永吉のバックで恭司さんが「山本恭司モデル」を抱えながら演奏している姿を目にしました。
思わず「日本のロックはこれでいいのか!」とこぶしを握り締めてしまいました。
次回からはまたギターに戻ります。
2009-09-09 00:04
nice!(0)
コメント(2)
アナタワサイコー!!
よく持っていますねー。私も知っていますよ。「マニアの中では…」と書かれておりますが、頭が下がります。
by 大谷彰伸です (2009-09-23 11:34)
ヘッドバッカー大谷 様
お久しぶりです。相変わらず長髪振り乱して頭振ってますか?
こんなLPが手元に残っているのを見ると、いい時代に生きていたな~としみじみ思います。
by jack (2009-09-23 12:36)