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9本目。Phoenix bass by GRECO

最初に入手したベースがこのGRECO製のフェニックスベースです。「6本目。Epiphone RIPPER BASS」のところでも記載しているように、当初はデモテープ作成用に購入したものです。その後、MILLINDAと言うバンドで3年間このベースを弾いてきました。

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選定の理由はミディアムスケールであったことと、当時の店頭販売価格が安かったからです。これを購入したのは渋谷のイシバシ楽器だったのですが、店員さんに「何でこんなに安いの?」と尋ねたら「人気無いから!」とツレナイ返事。あまりにも不憫であったため家まで連れ帰ったと言う経緯があります。

このシリーズは一応プリプリ(Princess・Princess)のベーシスト・渡辺敦子モデルということになっていますが、当人のモデルはロングスケールの26フレット仕様のようです。
パッシブ型のプリアンプが入っていてトーンの調整幅が広いのが特徴です。ネックは細めの作りで、手の小さい自分には大変重宝できる一本です。ナットはブラス製で気合を感じさせる仕様です。

MILLINDAではドラムの「ささまこ」やギターの「リッキー」が作ってきたラフデモを聞きながら自由にベースラインをアレンジさせてもらえたので、とても楽しく曲作りに参加できました。元がギター弾きですので、多分生粋のベーシストとは違う発想でのライン作りをしていたように思います。
自分はギターの延長でピック弾きだったため、スラップや指での技巧的な弾き方ができない人だったのですが、MILLINDAで何度が出演させていただいたCLUB24(横浜関内のライブハウス)の店長さんからは「ベース上手だね」とお褒めの言葉をいただいたことがあり、とても嬉しい思いをした記憶があります。

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ラメ入りのショッキング・ピンクというド派手なカラーリングが災いして、誰の手にも渡らずに楽器店の片隅で「特価」の値札を付けられていたようですが、往年の派手さは薄れボディの色はかなり退色が進んでしまって今は紫がかった色に変色しつつあります。

こいつとはMILLINDAに在籍した3年余りの間に、33回のステージと100回を優に超えるスタジオワークを共にしてきただけに、とても思い入れがあります。今はもうほとんど触ってやる機会もなく、擦り切れたギグバックに収まってギター倉庫の奥で余生を送っています。

次回はギターに戻ります。NOAH15周年ライブでの使用機材候補の1本を取り上げます。

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